BTCの6万ドル前後の支持帯、テクニカル視点、弱気発言、長期強気派の資金投入を整理します。BTCの6万ドル前後の支持帯、テクニカル視点、弱気発言、長期強気派の資金投入を整理します。

BTC6万ドル支持帯で強弱見方が割れる相場局面

2026/07/31 14:46
8 分で読めます
本コンテンツに関するご意見・ご感想は、crypto.news@mexc.comまでご連絡ください。
ニュース概要
BTCの6万ドル前後の支持帯、テクニカル視点、弱気発言、長期強気派の資金投入を整理します。
BTC6万ドル支持帯で強弱見方が割れる相場局面

BTC6万ドル支持帯で強弱見方が割れる相場局面

BTCは6万ドル前後の支持帯をめぐり、テクニカルな反発期待とマクロ由来の弱気見方が並ぶ局面です。短期の値動きより、どの時間軸の投資家が買い支えるかが焦点になります。

  • BTCは6万ドル前後が支持帯
  • テクニカル派と弱気派が対立します
  • 長期強気派の資金投入が焦点

6万ドル前後の支持帯

Bitcoinは2025年10月に約12万6,000ドルの過去最高値を付けた後、50%以上下落し、足元では5万8,000ドルから6万ドル前後の支持帯を試しています。この水準は直近数カ月で3回目の試しとなり、下抜けした場合は4万ドル台前半が次の主要な支持帯として意識されています。

下落は200日移動平均線で上値を抑えられた後に加速し、その水準から約30%の下げにつながりました。6月中旬には米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的な姿勢、米国とイランをめぐる地政学リスク、原油高によるインフレ懸念が重なり、リスク資産全体に売り圧力が広がりました。米国の現物Bitcoin ETFでは、4営業日連続で合計約1億1,380万ドルの純流出も発生しています。

Katie Stockton氏のテクニカル視点

Fairlead Strategiesの創業者兼マネージングパートナーであるKatie Stockton氏は、現在の焦点を「安定化」と位置付けています。同氏は、6万ドル前後が重要なフィボナッチ・リトレースメント水準に当たり、この水準を割り込むと全値戻しに近い動きが起きやすいと説明しました。

同氏は、Bitcoinが長期の売られ過ぎ状態に入っており、過去のパターンでは勢いの転換につながりやすい時間帯にあるとも見ています。ただし、底打ちを判断するには2〜3週間の価格安定が必要だとしています。短期のリスク管理では、4年半減期サイクルのような少ないサンプルに頼るより、トレンド追随の道具を重視する姿勢です。

Jeremy Grantham氏の弱気発言

資産運用会社GMOの共同創業者Jeremy Grantham氏は、Bitcoinを「役に立たない投機的な仕組み」と呼び、時間をかけて存在感を失うとの見方を示しました。同氏はBitcoinを保有したことがなく、突然の崩壊ではなく、年単位・十年単位で関心が薄れていく形でゼロに近づくと見ています。

同氏は、Bitcoinが価値保存手段として不安定だと批判し、強い経済環境の中で価格が半分になった点を問題視しました。金が同じ時期に堅調な上昇を示していることも、Bitcoinに対する比較材料として挙げています。

長期強気派の資金投入

一方で、長期強気派の買い姿勢も残っています。メキシコの実業家Ricardo Salinas Pliego氏は、投資ポートフォリオの70%をBitcoinに振り向けています。2020年時点では10%だった比率を大きく引き上げた形です。同氏は、不換通貨への不信を背景に、Bitcoinを現金や金よりも没収されにくく、国境を越えて扱いやすい資産と見ています。

同氏は、2016年に4,000 BTCで買えたロンドンの住宅が現在では30 BTC未満で買えるという例を挙げ、長期での購買力を重視しています。米国の不動産投資家Grant Cardone氏も、不動産のキャッシュフローを使ってBitcoinを買い続ける考えを示し、株式発行ではなく収益不動産に裏付けられたトレジャリー企業の形を打ち出しています。

価格判断の分岐点

現在のBitcoin市場では、6万ドル前後を維持できるかが短期の分岐点です。この水準で数週間の安定が見られれば、売られ過ぎからの反発余地が意識されます。反対に、明確に下抜けすれば、4万ドル台前半への下落リスクが大きくなります。

議論の対立軸は、Bitcoinが過去と同じ75〜80%規模の下落を再び経験するのか、現物ETFや機関投資家の参加によって下値が浅くなるのかにあります。価格だけでなく、ETF資金フロー、米金融政策、長期投資家の買い姿勢が、次の方向を決める材料になります。

MEXC ニュース編集チームが執筆した記事は、一般的な情報提供のみを目的としており、金融、投資、または取引に関する助言を構成するものではありません。暗号資産市場は非常に変動が激しいため、金融上の意思決定を行う前に、ご自身で十分に調査し、情報を独自に確認してください。本記事は当社の 編集ポリシー に従って作成されています。MEXCは、本コンテンツを信頼したことによって生じた損失について、一切の責任を負いません。著作権または第三者の権利の侵害を報告する場合は、crypto.news@mexc.com までお問い合わせください。

関連コンテンツ

Coldcard Mk3の警告、3800万ドル相当のBitcoin掃討後に発生、原因は未確認

Coldcard Mk3の警告、3800万ドル相当のBitcoin掃討後に発生、原因は未確認

ビットコインハードウェアウォレットメーカーのCoinkiteは、4.0.1以降のすべてのMk3ファームウェアバージョンを含むColdcardデバイスに影響を与えるシード生成の問題についてユーザーに警告しました。この警告は、セキュリティ研究者が約3,800万ドル相当の594.48 BTCの組織的な移転を調査している中で出されました。しかし、Coldcardの問題がこれらの送金を引き起こしたことを確認する公的な技術的証拠はありません。
共有
MEXC NEWS2026/07/31 18:00
Visa・Stripe・Masterが7190億ドル決済をステーブルコインへ移行・ETH新局面

Visa・Stripe・Masterが7190億ドル決済をステーブルコインへ移行・ETH新局面

決済インフラのステーブルコイン移行という大きな潮流が、具体的な数字を伴って浮かび上がりました。
共有
MEXC NEWS2026/04/22 16:22
中央化取引所の活動が弱まる中、DEX対CEXの現物取引量比率が24%に到達

中央化取引所の活動が弱まる中、DEX対CEXの現物取引量比率が24%に到達

The Blockの現在のデータシリーズによると、2026年7月、分散型取引所(DEX)のスポット取引量と中央集権型取引所(CEX)のスポット取引量の比率は24.14%に達した。この数値は、DEXが統合スポット市場の24.14%を支配していたことを意味するものではなく、データセットに含まれるCEXの取引量に対してDEXの取引量が24.14%に相当していたことを意味する。一方、DEXのスポット取引量は前月比約26%減少し、約1,307億7,000万ドルとなり、ほぼ2年ぶりの低水準となった。
共有
MEXC NEWS2026/08/04 09:18