ニューヨーク・タイムズが木曜日に報じたところによると、ドナルド・トランプ大統領は今週、中間選挙を前に共和党を後押しできたはずの重要な住宅法案の署名を突然キャンセルし、共和党自身の晴れ舞台を台無しにした。
ニューヨーク・タイムズのワシントン首席特派員カール・ハルセ氏は、トランプ大統領と共和党の間に広がる亀裂が「本来なら権力の絶頂期であるべき時に共和党を機能不全に陥らせている」と明らかにした。トランプ氏は代わりに、共和党が自身の選挙法案「SAVE America Act」を可決するまで法案に署名しないと示唆した。

「共和党が多数派を持つ証拠として同法案を指し示していた矢先、トランプ大統領は法案を批判し、投票制限を課す新たな法案を得るまで署名を拒否することで、党の晴れ舞台を台無しにした」とハルセ氏は記した。
「これは、トランプ氏と共和党仲間との間でますます苦悩に満ちた関係における最新の展開に過ぎなかった。共和党議員たちは唖然とし、何らかの理由で大統領が11月の選挙における彼らの勝機を妨害し、多数派を失わせようとしているのではないかと疑問を抱いた」とハルセ氏は説明した。「そしてそれは、トランプ氏がかつて誇っていた三権掌握の統治体制をいかに深刻に機能不全に陥らせたかを反映しており、今やその目まぐるしい要求と発言によってほぼ麻痺状態にある。」
上院少数党院内総務チャック・シューマー議員(民主党・ニューヨーク州)はこの件についてコメントした。
「全く驚きだ」とシューマー氏は述べた。「トランプ氏は、実際にアメリカ国民を助けられる数少ない実績の一つから逃げ出している。」
トランプ氏は依然として住宅法案に署名する可能性があるとハルセ氏は付け加えた。しかし、法案に不満を抱いてワシントンD.C.を離れた共和党議員たちへの影響は残る可能性がある。彼らは7月中旬に戻ってくる予定で、「複数の重要案件が宙ぶらりんのまま」となっている。
「トランプ氏はまだ法案に署名するか、あるいは自動的に法律として成立させる可能性はあるが、法案を些細なものと切り捨て、その効果に疑問を呈し、署名式を中止したことで、すでにその政治的影響を大幅に損なっている」とハルセ氏は記した。
