イーロン・マスクの純資産は再び1兆ドルを下回った。同氏が史上初めてその水準に到達してから2週間も経たないうちの出来事だ。
ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、水曜日時点でマスクの純資産は9,460億ドルと評価された。これは14日足らず前の約1兆1,100億ドルから下落した。
この下落は、テクノロジー株の広範な売り局面においてSpaceXとテスラの株価が下落したことによるものだ。投資家たちは人工知能の長期的な収益性に対してより慎重な姿勢を取るようになっている。
マスクは依然として大差で世界一の富豪の座を維持している。ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、水曜日時点でラリー・ペイジが2,960億ドルで2位、セルゲイ・ブリンが2,750億ドルで3位、ジェフ・ベゾスが2,570億ドルで4位、マイケル・デルが2,230億ドルで5位となっている。
SPACEXが歴史的な上場を果たし、マスクは世界初の兆万長者としての地位を確固たるものに
SpaceXはIPO価格を1株135ドルに設定し、6月12日に150ドルで取引を開始した。この上場がマスクの純資産を1兆ドル超へと押し上げる原動力となった。
IPO価格で算定すると、SpaceXの上場時の時価総額は1兆7,700億ドルを超えた。マスクは同社の約42%を保有しており、SpaceXの持ち株とテスラの保有株およびその他の資産を合わせると、純資産は1兆ドルを超えた。
マスクのSpaceX、歴史的なIPO上場後に時価総額でアマゾンを抜き去る
SpaceX株はその後、6月16日に225.64ドルの高値まで上昇した。これによりマスクの純資産は約1兆3,200億ドルまで拡大した。
しかし、上昇は長続きしなかった。テクノロジー株の売り局面において、SpaceX株は6月の高値から30%以上下落した。6月22日には株価が16%下落し、マスクの資産から約2,400億ドルが失われた。
翌日にはテスラ株も約6%下落し、損失がさらに膨らんだ。
SPACEXがIPO記録を更新:世界の大型IPOトップ5はこれだ
2002年にマスクが設立したSpaceXは、世界最大の宇宙企業へと成長し、商業打ち上げサービス分野における支配的な存在となっている。
同社は再利用可能なロケット技術を開拓し、打ち上げコストの低減と宇宙産業の経済構造の刷新に貢献した。また、民間および国家安全保障ミッションを通じて、NASAおよび米国政府の主要な契約企業にもなっている。
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本レポートにはFOX BusinessのBradford BetzとEric Revellが協力した。


