アルジェリアは2025年末に締結した54億ドルの契約に基づき、サウジアラビアのミダッド・エナジー・ノースアフリカと石油・ガスの生産を分け合う。
アルジェリアのエネルギー大臣モハメド・アルカブは今週、首都アルジェにてミダッドの会長シェイク・アブドゥレラー・モハメド・アル・アイバンと会談し、プロジェクトの立ち上げについて協議した。
省の声明によると、会談ではイリジ・サウス鉱区の生産分配協定署名を受け、国営ソナトラックとミダッドの協力関係について話し合われた。
ソナトラックとミダッドは昨年10月、南部地域における石油・ガス探査に関する契約を締結した。ミダッドは30年間の契約期間中の業務を資金調達で支援し、さらに10年間の延長も可能だ。
世界最大規模の国営炭化水素企業の一つであるソナトラックは、イリジ・サウス鉱区の回収可能埋蔵量を石油換算で9億9300万バレルと推定している。
3月、アルジェリアのアブデルマジド・テブン大統領がこの契約を承認した。契約には7年間の探査フェーズが含まれ、約2億8800万ドルが調査に充てられる予定だ。
この協定は、生産水準の向上と埋蔵量の活性化に向けて炭化水素分野への外国投資を呼び込むアルジェリアの取り組みを浮き彫りにしている。
アルジェリアは、投資不足による過去数年間の炭化水素生産量と埋蔵量の減少を受け、エネルギーインフラの近代化と世界エネルギー市場におけるシェア拡大を目指している。
「日曜日の会合では、石油・ガスのバリューチェーンの各段階、特に探査、開発、生産分野における投資促進に向けて、このプロジェクトが提供する有望な機会について協議した」と省は述べた。
「これにより、国内生産能力の強化、地場産業の振興、人材育成、技術移転の促進に貢献することになる。」
公式推計によると、アルジェリアが保有する回収可能な石油埋蔵量は約130億バレルに上るが、大規模な新規発見がなければ現在の生産水準では30年以内に枯渇する可能性がある。
