米商品先物取引委員会(CFTC)は、マーケット・パーティシパント部門のディレクターにDJ・ヘネス氏を任命した。マイケル・S・セリグ委員長は、月曜日にこの人事を発表し、ヘネス氏の暗号資産および予測市場に関する実績を評価した。
マーケット・パーティシパント部門は、ブローカー、スワップディーラー、ファンド運用会社、その他CFTC登録仲介業者を監督する。
ヘネス氏は、コンプライアンス検査や登録業務、全米先物協会などの自主規制団体との調整を統括する。
セリグ委員長は、今回の人事がデリバティブ監督の近代化を進める同庁の中核であると位置付けた。
トランプ米大統領により任命された同委員長は、2025年12月の就任以降、デジタル資産および連邦規制下の予測市場の明確なルール策定を推進してきた。
今回の人事は、CFTCがイベント契約をめぐる新たなルール制定に取り組む中で発表された。同庁はまた、認可済み予測市場プラットフォームに対する州レベルでの規制強化にも反対する姿勢を示してきた。
ヘネス氏は、KPMGにおいて銀行やブローカーにデジタル資産デリバティブに関するコンプライアンスを助言してきた。以前はプロモントリー・ファイナンシャル・グループで15年間勤務し、最終的には同社アメリカ資本市場部門の責任者を務めた。
米バンダービルト大学で歴史学および経済学の学位を取得。KPMGのウェブキャストなどを含め、予測市場規制について公開の場で発言した経験を持つ。
今回の任命により、CFTCで活発な暗号資産規制策定が進む中、コンプライアンス分野のベテランが主要監督部門のトップに就任することとなった。


