アルトコインシーズンに関する議論がSNS上で過去3カ月の最高水準に達している。ただし、1つのチャートが、最近のトークンの上昇ほど健全なローテーションではないと強い警告を発している。
サンティメントのデータによると、「altcoinseason」や「altseason」の言及が5月初旬から増加している。一方、Altcoin Vectorはイーサリアム(ETH)の弱いリーダーシップがローテーションの動向を損なう可能性を指摘している。
オンチェーン分析プラットフォームのサンティメントによると、「altcoinseason」というワードのSNSボリュームは5月4日に544まで急増し、2月5日以来最も高い水準となった。
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5月5日には「altseason」の言及も3月18日以来の最高値となった。これにより、個人投資家の関心が再び高まってきたことがうかがえる。こうした盛り上がりは、複数のアルトコインが急騰し、ビットコイン(BTC)から他資産への広範なローテーション期待が高まったことによるもの。
これらデータから、閑散状態が続いていた個人投資家のセンチメントが上向いていることが示唆される。
強気ムードが高まる一方で、Altcoin Vectorはローテーションの構造的な問題を指摘している。ビットコインを除く上位10銘柄以外のアルトコインの時価総額とビットコインの比率(OTHERS/BTC比率)は回復し始めている。
しかし、ETH/BTC比率は依然として低調である。従来のローテーションの典型的な流れ、すなわちイーサリアム(ETH)が主導してアルト相場を押し上げ、その後より小型のトークンへと資金が流れるというシナリオが崩れている。
現在のアルトコイン上昇が持続的なローテーションに転換するかは、イーサリアムがビットコインに対して相対的な強さを取り戻せるかどうかにかかっている。
ETH/BTCが低位にとどまれば、Vectorの警告通り、小型アルトコインの利益はビットコインが弱含めば急速に巻き戻される可能性がある。
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