この記事の要点 米Rippleが機関投資家向けデジタル資産取引のホワイトペーパーを公開 XRPLを決済基盤とするプライムブローカーモデルの設計を提示 オンチェーン信用枠により機関投資家が取引前に流動性へアクセス可能に H […]この記事の要点 米Rippleが機関投資家向けデジタル資産取引のホワイトペーパーを公開 XRPLを決済基盤とするプライムブローカーモデルの設計を提示 オンチェーン信用枠により機関投資家が取引前に流動性へアクセス可能に H […]

リップル、XRPレジャーで「取引前の流動性アクセス」を実現|ホワイトペーパー公開

2026/03/07 10:16
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この記事の要点

  • 米Rippleが機関投資家向けデジタル資産取引のホワイトペーパーを公開
  • XRPLを決済基盤とするプライムブローカーモデルの設計を提示
  • オンチェーン信用枠により機関投資家が取引前に流動性へアクセス可能に
  • Hidden Road買収基盤を活用し機関投資家向け取引インフラ拡張

Ripple、XRPLを活用した機関投資家向け新モデル公開

米Ripple(リップル)社は、機関投資家向けデジタル資産取引の設計図となるホワイトペーパーを公開し、仮想通貨エックスアールピー(XRP)の基盤である「XRPレジャー(XRPL)」をプライムブローカーモデルの決済基盤として活用する構想を示しました。

同モデルでは、標準的なネット決済サイクルに先行してXRPレジャーのオンチェーン機能でクレジットラインを提供する仕組みが提案されており、機関投資家が取引前に流動性へアクセスできる環境の構築を目指しています。

透明性の高いコスト設計もその一つで、資金調達にかかるコストを明示的に適用することで、機関投資家の資金効率向上を図る仕組みとなっています。

この構想の基盤となるインフラとして、リップル社は2025年にプライムブローカレッジ・プラットフォーム「Hidden Road(現Ripple Prime)」を買収しており、機関投資家向け取引サービスの拡張を進めています。

こうした取り組みにより、機関投資家がオンチェーン上でデリバティブ取引や信用枠へのアクセスを行える環境の整備が進みつつあります。

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XRPレジャーが実現するオンチェーン流動性とデリバティブ拡張

決済前に流動性アクセスを可能にするクレジットライン

ホワイトペーパーで示されたプライムブローカーモデルでは、プライムブローカーがブローカーやマーケットメイカーに対してオンチェーンのクレジットラインを直接提供します。

標準的なネット決済の締め切りを待たずに流動性へアクセスできるこの仕組みは、機関投資家の資金効率を大きく引き上げると期待されています。

この構想を支える基盤として、リップル社はすでにXRPL上で「Permissioned DEX(許可制分散型取引所)」を稼働させており、機関投資家をオンチェーンへ本格的に取り込む環境が整いつつあります。

従来金融と同水準のコンプライアンス環境を持つDEX

Permissioned DEXは、クレデンシャル機能によって取引相手を厳密に制限しながら、KYC(本人確認)やAML(マネーロンダリング防止)といった規制対応を取引基盤に組み込んでいます。

機関投資家が従来の金融市場と同水準のコンプライアンス環境で仮想通貨取引を行えるよう設計されています。

仮想通貨(暗号資産)市場へのアクセスにかかるプロセスを大幅に効率化するこのモデルを土台に、リップル社はデリバティブ領域への展開も加速させています。

BTC・ETH・SOL先物をRipple Prime経由で取引可能に

リップル社はRipple Primeの顧客を対象に、大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)上の仮想通貨デリバティブへのアクセス提供を明らかにしました。

ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、XRPの先物契約が対象で、クリアリングはNodal Clearが担います。

コインベースは米国向けのパーペチュアル型先物も提供しており、これらはすべてCFTC(米商品先物取引委員会)の規制下に置かれた商品として、Ripple Primeの顧客が利用できるデリバティブの幅を一段と広げています。

CFTC規制下で24時間取引可能な先物環境の整備

CFTC規制下の先物契約は24時間365日ノンストップで取引可能で、Ripple PrimeはFCM(先物取次業者)として登録済みのため、第三者を介さず直接サービスを提供できる体制を整えています。

マルチアセット・ブローカレッジ・プラットフォームとしてのRipple Primeは取扱い資産の拡充を続けており、2026年2月にはHyperliquid(ハイパーリキッド)のサポートも追加し、機関投資家向けオンチェーンデリバティブへのアクセス環境をさらに充実させています。

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銀行連携も視野に入れるリップル社の事業拡大戦略

リップル社はXRPの用途を決済領域から機関投資家向け取引インフラへと拡張する方針を鮮明にしており、今回のホワイトペーパーで提示されたプライムブローカーモデルはその具体的な設計図として位置づけられています。

同モデルはHidden Road買収によって得たRipple Prime(リップル・プライム)の基盤と、XRPレジャーのPermissioned DEXおよびオンチェーンクレジットラインの技術的特性を組み合わせた構想です。

ブラッド・ガーリングハウスCEOは銀行との協業の可能性についても言及しており、米国の規制環境の整備を背景に事業展開を加速させています。

同氏は銀行が誠実であればリップルとの提携が可能との見解を示しており、規制面での進展が機関投資家向けサービスの基盤強化に直結するとしています。

プライムブローカーモデルの本格普及に向け、リップル社は規制対応と技術実装の両面で着実に歩みを進めています。

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Source:Rippleホワイトペーパー
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

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