暗号資産トークン計5億7200万ドル超が、今後7日間で市場に流入する見通し。注目すべき3大エコシステムであるハイパーリキッド(HYPE)、エセナ(ENA)、レッドストーン(RED)が、2026年3月初旬に新規トークン供給を開始する。
これらのトークンロック解除により、市場に新たな流動性が供給される一方、価格変動やボラティリティを引き起こす可能性もある。それぞれのプロジェクト動向の注目点を以下にまとめた。
ハイパーリキッドは、自社開発のレイヤー1ブロックチェーン上に構築された先進的な分散型パーペチュアル先物取引所である。高パフォーマンスと低遅延、オンチェーン注文板、サブセカンドの即時決済を特徴とする。
3月6日には、チームより992万HYPE(価値3億1664万ドル)のロック解除が行われる予定。これは発行済み供給量の2.72%に相当する。
ハイパーリキッドは、ロック解除される全てのアルトコインを中核貢献者へ配分する。
レッドストーンは、信頼できるリアルタイムの外部データをスマートコントラクトや分散型金融(DeFi)アプリケーションへ供給する、モジュラー型ブロックチェーンオラクルプロトコルである。
チームは3月6日に4085万トークン(価値604万ドル)を解放する予定。これは発行済み供給量の16.13%にあたる。
ロック解除された供給は4つの割当となる。アーリーバッカーが2642万トークン、中核貢献者は555万6000REDを受け取る。
さらにエコシステムおよびデータ提供者に554万トークン、プロトコル開発には最終的に333万トークンが配分される。
エセナはイーサリアム(ETH)上で構築された、合成ドルプロトコルである。主なプロダクトはUSDeという合成ドル型ステーブルコイン。ENAはそのガバナンストークンとなる。
チームはクリフベスティングスケジュールに基づき、3月2日に4063万ENA(価値421万ドル)を解放する予定。これは発行済み供給量の0.53%を占める。
エセナは、ロック解除分全額を財団へ配分予定。これら3件のほかに、スタイカ(STIK)、スペクトラル(SPEC)、アイオータ(IOTA)も、3月第1週に新規供給が市場に流入する見込み。


