オンラインゲーム開発を主力事業とする東証プライム上場のKLabは22日、総額約2億円相当のビットコイン(BTC)およびゴールドの追加購入を発表した。
今回の取得内容は、ビットコインが8.44BTC(購入単価1440万8725円)、ゴールドが3370口(購入単価2万3451円)となっている。
今回の追加購入により、同社の総保有数量は、ビットコインが12.80828BTC、ゴールドが5230口に達した。
[リリースから]
KLabが推進する「デュアル・ゴールド・トレジャリー戦略」は、ビットコインとゴールドを6対4の割合で財務資産に組み込むことを基本方針としている。
本戦略は、インフレや円安による日本円の購買力低下を「サイレント・クラッシュ」と定義し、成長性の高いビットコインと安定性の高いゴールドを組み合わせることで、インフレ耐性とリスク抑制の両立を図るものである。
現在、ゴールドの相場は1オンス=4900ドルを超えて連日で過去最高値を更新しており、年初来の上昇率は15%に迫る勢いを見せている。
[TradingViewから]
この大幅な値上がりの背景には、世界的な地政学リスクの高まりやインフレ懸念などがあり、法定通貨や国債から金をはじめとする実物資産へと資金を振り向ける動きが加速している。
連動して国内価格も急騰しており、国内指標となる地金商最大手の田中貴金属工業が23日午後に公表した金店頭小売価格は、1グラム=2万7949円(前日比1065円高)を記録した。21日に初めて2万7000円台に乗せたばかりだが、そこからさらに値を上げる形となっている。
|文:栃山直樹
|画像:Shutterstock
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