アルコールチェッカー(アルコール検知器)は、息を吹きかけることで呼気中のアルコール濃度を数値化できる機械のこと。タニタやアイリスオーヤマなどのメーカーが、手軽に使える家庭用から高性能な業務用まで、さまざまなアルコールチェッカーを販売しています。必要なときに手軽にアルコールが残っていないかチェックできるのがメリットですが、「精度はどうなの?」「測定しやすいの?」など気になることは多いですよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のアルコールチェッカー24商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのアルコールチェッカーをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなアルコールチェッカーは「手軽に測定できて長期間使えるうえ、仕事にも役立つ機能が備わったアルコールチェッカー」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなアルコールチェッカーを「手軽に測定できて長期間使えるうえ、仕事にも役立つ機能が備わったアルコールチェッカー」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のアルコールチェッカー24商品を集め、以下の3個のポイントから徹底検証しました。検証①:測定のしやすさ検証②:長期的な使いやすさ検証③:仕事への取り入れやすさ
おすすめスコア:4.7(2026/01/09時点)
最安価格:9,428円(2026/01/09時点)
スピーディな測定が可能!寿命が長く、会社導入にもおすすめ
ライノプロダクツの「燃料電池センサー式 アルコールチェッカー ACT-200」は、使いやすさはもちろん、測定可能回数が多いため会社にも導入しやすい商品。自宅でアルコールチェックをしたい人や、職場で手軽に使えるアルコールチェッカーを探している人にうってつけです。センサーの寿命は約50,000回の計測または3年の使用と長め。とくに測定可能回数が非常に多く、マウスピースも10個付属しているので、会社など複数人で使用する場面でも役立ちます。スマホやPCとの連携はできませんが、メモリー機能により20件まで記録できますよ。測定開始までにかかる時間は、比較した商品のなかでもトップクラスで短い8秒。測定完了の合図も、ビープ音が止まったと同時にカチッという音でわかりやすく知らせてくれます。バックライトもついており、夕方や早朝の薄暗い時間帯でも使いやすいでしょう。計測方式はマウスピース式で、呼気以外の影響を受けにくいのも魅力。0.15mg/L以上のアルコールを検知すると画面が赤く変化し、アラートを発する仕様です。総じて機能性に優れており、長く使える高コスパな商品といえます。寿命が来ればセンサーだけ交換できるので、買い替えるよりも安く済みますよ。自宅でも会社でも気軽に使えるので、ぜひ検討してみてください。
おすすめスコア:4.61(2026/01/09時点)
最安価格:5,500円(2026/01/09時点)
素早い測定が可能。朝や仕事前のチェックに使いやすい
タニタの「TANITA アルコールチェッカー HC-310-BK」は、時間のない朝や仕事前にサッと使いたい人におすすめ。起動にかかる時間はわずか5秒と比較したなかでもとくに速く、すぐに測定できるのが大きな魅力となっています。計測は息を吹きかけるだけと手軽。説明書はイラストつきでわかりやすく、測定後に音が鳴るので完了のタイミングを把握しやすいのもメリットです。アルコールが検知されると画面が赤に変化し、警告音で知らせてくれますよ。バックライトつきで薄暗いなかで使いやすいのも長所です。早朝や夜間に運転する人にも重宝するでしょう。給電方法は乾電池式のため、充電切れの際に時間を取られることもありません。一方センサーの寿命は約1,000回と、それほど多くありませんでした。またメモリー機能がなく、スマートフォンやパソコンとの連携もできないため、データの蓄積や管理がしにくいのも気になるところ。会社など複数人で使用するより、自分用として使うのに向いている印象です。
おすすめスコア:4.58(2026/01/09時点)
最安価格:6,578円(2026/01/09時点)
わずか10秒で測定開始!出勤前の忙しい時間帯にもおすすめ
パーマンコーポレーションの「アルコールチェッカー 直吹き式 PAC30」は、測定のしやすさもセンサーの寿命もどちらもほしい人にぴったりです。測定開始までにかかる時間はわずか10秒。時間のないときでももたつくことなく、スムーズに測定できます。測定が終わるとピピっと音が鳴るため完了がわかりやすく、バックライトつきで暗いなかでも結果が見やすいのが便利です。イラストつきの説明書もあり、はじめての人でも使いやすいでしょう。測定可能年数は3年・回数は約3,000回と、比較した商品のなかでも長めなのもメリット。測定回数は右上に表示されるので、使用状況がわかりやすいですよ。本体にはストローが付属しており、一定の距離から息を直接センサーに送ることができます。ただし、メモリー機能やスマホ連携機能はついていません。会社で使用する場合は社員の測定結果を記録・管理できないため、別途メモを取るなどやや手間がかかる可能性があります。またセンサーの交換はできないため、寿命を迎えたら本体を交換する必要があることを覚えておきましょう。素早く測定でき、長期的にも使えるコストパフォーマンスのよさが魅力の本商品。出勤前に念のためアルコールが体に残っていないか確認したい人におすすめです。
おすすめスコア:4.52(2026/01/09時点)
最安価格:2,480円(2026/01/09時点)
手頃な価格でスムーズかつストレスフリーで測定できる
オーム電機の「アルコールテスター」は直接息を吹きかけるタイプの商品。ほかの上位商品に比べてコンパクトな点が特徴です。測定開始までにかかる時間は10秒とスピーディ。日々の測定を簡単に済ませられるでしょう。理論上、呼気アルコール濃度が約0.05〜0.1mg/Lのときに測定したところ、0.075mg/Lの呼気アルコール濃度が検知されました。測定が終了するとピピピピという音が鳴りやむので息を吹き終えるタイミングがわかりやすく、ストレスを感じにくい点も魅力。バックライトがついているため、早朝の薄暗い部屋でも測定しやすい印象です。使用方法はイラスト付きの解説ですぐに理解できます。0.1mg/L以上のアルコールを検知すると数値が表示されるだけでなくピピと連続して音が鳴るので、はじめて使う場合でも難なく測定できるでしょう。しかし約1,000回の測定、または購入から1年でセンサーが寿命を迎えるので、長期的に使いたい人には不向き。また、測定できる残り回数が本体に表示されず買い替えのタイミングがわかりづらいと感じました。センサーが交換できないので、寿命を迎えたら買い替えてください。メモリー機能やスマホ連携機能は搭載されていないので、記録を残したい場合は計測後にノートやスマホにメモしましょう。価格が1,500円ほどと安いので、手頃な価格でストレスなく測定できるアルコールチェッカーを探している人におすすめです。
おすすめスコア:4.52(2026/01/09時点)
最安価格:2,540円(2026/01/09時点)
測定結果が瞬時に表示される。自宅で気軽に使いたい人に
コンテックの「アルコールチェッカー KE-531」は、時間がないときでもサッと計測できるのが魅力。測定スピードが速いうえバックライトもついているため、結果を確認しやすいのが印象的でした。測定開始までのスピードは10秒と短め。電源を入れたらすぐ測定でき、測定完了の音と同時に結果が表示されるので、待ち時間でわずらわしさを感じることも少ないでしょう。測定方法は吹きかけ式のため、ストローやマウスピースの洗浄も必要ありません。一方で、長期的な使いやすさについては、やや懸念が残る結果となりました。センサーの寿命は約1,000回の使用または1年と比較したなかでも短く、回数上限の通知や表示がないため、いつまで使えるのかがわかりません。センサーの交換もできないため、寿命が来れば本体ごと購入する必要があります。また、メモリー機能やスマホ・PCとの連携機能も非搭載。記録を残したい場合には別途メモをとらなければならないため、会社で複数人使用するにはやや不向きな印象です。とはいえ、自宅で毎日使用するぶんにはとくに使いづらさは感じないでしょう。測定のしやすさに秀でているため、気軽にアルコールチェックしたい人におすすめですよ。
おすすめスコア:4.35(2026/01/09時点)
最安価格:17,349円(2026/01/09時点)
時間をかけずにサクッと測定できる。バックライトはなし
タニタの「TANITA アルコール検知器 アルブロ FC-800」は、センサーカートリッジを交換できるタイプで、定期的なメンテナンスを省けるうえ長期使用に対応できるモデルです。測定は息を吹きかけるだけで簡単に行え、起動から5秒でスムーズに開始できるのも強み。測定完了時にはアラートがあるので結果がわかりやすく、説明書もイラスト付きではじめて扱う人にも理解しやすいといえます。一方で、マウスピースが必要な点は手軽さを求める人にとって気になるかもしれません。さらにバックライトが搭載されていないため、暗い場所での使用には不向き。測定可能年数は1年、測定可能回数は1,500回と上限があるため、長期的に使いたい場合は上限後にセンサーを交換しましょう。また、メモリー機能は搭載されていないため、測定データを蓄積・管理する用途には不向きです。操作のわかりやすさや結果の見やすさを重視する人にはおすすめしやすい一台。ただし、バックライトやマウスピース不要タイプを求める人はほかの商品も検討しましょう。
おすすめスコア:4.35(2026/01/09時点)
最安価格:5,800円(2026/01/09時点)
手軽で簡単に測定できるが、センサー寿命は購入から1年程度
タニタの「TANITA アルコールチェッカー HC-313-BK」は、センサーキャップの開閉で電源ON・OFFができるシンプルな設計の商品。操作に不安のある人でも使いやすいでしょう。測定完了のタイミングもアラートやバックライトでわかりやすく表示されます。説明書もイラスト入りで丁寧に解説されており、はじめて手に取る場合でも迷わず扱える点が魅力です。使用回数が上限に達すると「SENSOR」が点滅して知らせるので、交換や買い替えのタイミングを把握しやすいでしょう。ストローやマウスピースが不要な設計で、衛生的に使いやすいといえます。一方で、測定開始までに最長15秒程度かかる点はデメリット。また測定可能回数はおよそ1,000回で、購入から1年程度が寿命の目安です。長期的に使い続けたい人にはデメリットといえます。また、メモリー機能やスマートフォンとの連携機能は搭載されていないため、データを記録して管理したい人や業務で使いたい人には向きません。全体として、個人が日常的に飲酒チェックを行うぶんには十分な性能を備えています。日常の安全確認や飲酒後のセルフチェック用にシンプルで扱いやすいモデルを探している人におすすめできる一台です。
おすすめスコア:4.34(2026/01/09時点)
最安価格:10,770円(2026/01/09時点)
測定までに時間がかかるが、約5,000回も計測できる
中央自動車工業の「ソシアック・エックス」は、センサーに直接息を吹きかけるタイプの商品。不正防止のため、息を検知しなければエラーを表示する点が特徴です。連続で使う場合は6秒程度で測定開始できるものの、はじめて使う場合や以前に使用してから時間が経っている場合は計測まで14秒かかります。できる限りささっと測定したい人には不向きでしょう。また、計測結果が表示される画面にはバックライトが搭載されていないため、早朝の暗い時間帯や日がさんさんと差し込む時間帯では使いにくい場合があるでしょう。一方アルコールはしっかりと検知。理論上、呼気アルコール濃度が約0.05〜0.1mg/Lのときに測定したところ、0.02mg/Lの呼気アルコール濃度が検知されました。測定中は画面の上部に「GO」「CHECK」「END」など進行状況が表示されるので、測定終了のタイミングが判断しやすい印象です。また、使用方法はイラスト付きで説明されているのでわかりやすいうえ、0.01mg/L以上のアルコールを検知すると赤く点滅して電子音が鳴るため、呼気にアルコールが含まれているかをパッと判断しやすいでしょう。約5,000回計測したあと、または使用開始から1年~1年半経ったあとにセンサー寿命を迎えます。測定できる回数に余裕があるほうが安心するという人や、会社で複数の社員同士で使うことを検討している人向きです。また、センサーの交換ができるので、センサー寿命を迎えた場合は買い替えるより費用を抑えられます。一方でメモリー機能やスマホ連携機能は搭載されていないので、記録を残したい場合にはノートやスマホにメモしましょう。
おすすめスコア:4.34(2026/01/09時点)
最安価格:12,320円(2026/01/09時点)
バックライトはなし。測定回数が多く複数人で使う場合にも
JVCケンウッドの「アルコール検知器」は、ストローを使った計測方法と直接息を吹きかける計測方法の2つに対応している商品。センサーカバーがついているので、センサーの破損を防ぐ効果が期待できます。連続使用する場合は6秒程度で測定開始できるものの、はじめて使う場合や以前に使用してから時間が経っている場合は計測まで14秒かかるため、時間がない朝にさっと使いたい人には不向きといえます。また、計測結果が表示される画面にはバックライトが搭載されていないため、薄暗い部屋では見づらい場合があるでしょう。しかしアルコールはしっかりと検知。理論上、呼気アルコール濃度が約0.05〜0.1mg/Lのときに吹きかけ式で測定したところ、0.1mg/Lの呼気アルコール濃度が検知されました。測定中は画面の上部に「GO」「CHECK」「END」など進行状況が表示されるので、測定終了したかがわかりやすく、ストレスを感じにくい印象です。また、使用方法はイラスト付きで説明されていて理解しやすいうえ、0.05mg/L以上のアルコールを検知すると赤く点滅するため、呼気にアルコールが含まれているかをパッと判断しやすいといえます。約5,000回計測したあとか、使用開始から1年経過したタイミングでセンサー寿命を迎えます。そのため1人で使う場合だけでなく、会社で複数の社員同士で使う場合にも向いています。また、センサーを交換できるので、センサー寿命を迎えても本体を買い替えるより費用を抑えられる点がメリット。一方でメモリー機能やスマホ連携機能は搭載されていないので、記録を残したい場合にはノートやスマホにメモが必要です。
おすすめスコア:4.26(2026/01/09時点)
最安価格:1,980円(2026/01/09時点)
測定結果の表示までがスムーズ。忙しい朝にさっと測れる
リンクサスの「アルコールチェッカー UN-031」は、忙しい時間帯にアルコール測定をしたい人におすすめ。電源を入れてから10秒待てばすぐに測定開始でき、測定完了をブザーが知らせてくれるためスムーズに使用できます。実際にアルコールを摂取して測定したところ、微量のアルコールもしっかり検知。呼気アルコール濃度が0.25mg/L以上だと「危険」と表示されるとともにアラームが鳴ります。本体のセンサーに息を吹きかけるだけなので、手軽に測定できるものがほしい人にもぴったり。説明書はイラストつきなので、はじめてでも迷わず使えるでしょう。使える期間は1年間が目安で、約1,000回の測定が可能。1人で使うには十分な回数ですが、複数人で1台を使うにはやや物足りません。センサーの交換もできないため、寿命を迎えたら買い替えが必要です。また、メモリー機能やスマホ・PCとの連携はできず、測定結果の記録や管理がしづらいのが惜しいポイント。仕事に取り入れるよりは飲酒量の確認や運転前のチェックなど、個人で使うのがおすすめです。
ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当)


