クアラルンプール、7月2日 — リンギットは木曜日、米連邦準備制度理事会(Fed)当局者の金利に関する発言を受けて米国の金融政策見通しへの懸念が和らいだことで市場心理が改善し、米ドルに対してやや強含みで寄り付いた。
午前8時時点で、現地通貨は水曜日の終値4.0920/0965から4.0900/0965へと対米ドルで上昇した。
バンク・ムアマラット・マレーシア・ブルハドのチーフエコノミスト、モフド・アフザニザム・アブドゥル・ラシド博士は、市場の注目は欧州中央銀行(ECB)フォーラムでの新Fed議長ケビン・ウォーシュの発言に集まっており、米中央銀行が金利調整を急いでいないことが示唆されたと述べた。
「昨夜のECBフォーラムでのウォーシュ発言に市場の注目が明らかに集まっていた。Fedが利上げを急いでいないことが示唆されたが、同時に中央銀行が物価安定の回復にコミットしていることも改めて強調された」と同氏はベルナマに語った。
モフド・アフザニザム氏は、予想を下回る米経済指標もリンギットを支援したと述べた。
同氏は、ADPの全国雇用レポートによると、6月の米民間部門の雇用者数は9万8,000人増加し、市場予想の11万8,000人を下回ったと指摘した。
「このレポートはまた、米国人が仕事を見つけるのに時間がかかるようになっていることを示唆しているが、一部の産業では労働供給の制約の兆しも見られる」と同氏は述べた。
寄り付き時点で、リンギットは主要通貨バスケットに対して概ね下落した。
英ポンドに対しては水曜日の終値5.4203/4262から5.4303/4389へと下落し、日本円に対しても前回の2.5144/5174から2.5160/5201へと下落した。一方、ユーロに対しては前日の4.6600/6651から4.6532/6606へと上昇した。
地域通貨に対しては、現地通貨はまちまちとなった。
フィリピンペソに対しては前回の6.64/6.65から6.63/6.65へと上昇し、インドネシアルピアに対しても227.9/228.3から227.8/228.3へと小幅上昇した。一方、タイバーツに対しては前日の12.2526/2708から12.2668/2944へと下落し、シンガポールドルに対しても水曜日の終値3.1555/1589から3.1564/1616へと下落した。 — ベルナマ

