SharpLinkが8か月ぶりにイーサリアム(ETH)の購入を再開し、5000ETHを追加取得した。
同社は長期間の買付中断を経て、取得コストを大幅に下回る水準でETHの買いを再開した。
Lookonchainによれば、今回の5000ETH(約785万ドル相当)はFalconXが供給元となった。SharpLinkの保有ETHは87万6285ETH(約14億ドル相当)に達している。そのうち2万2102ETHはステーキング報酬によるもの。
今回の追加取得も、依然として買値を大きく下回る水準で推移している。SharpLinkの平均取得価格は3609ドルだが、本日ETHは1556ドル付近で推移。この差により未実現損失は17億ドル超に拡大している。
X公式アカウントで最新ニュースを随時配信中
この損益差は、市場急落の影響を反映する。イーサリアムは2四半期連続で下落し、今四半期も続落が見込まれる状況。
BeInCrypto Marketsによれば、同資産は過去1か月で約25%下落した。これは、同期間に22%下落したビットコイン(BTC)を上回る下げ幅。
売りが進むにつれて機関投資家の需要も冷え込む。SoSoValueのデータによれば、現物ETH ETFは6週連続で資金流出が続き、今週もこの傾向が続いている。需要の弱さが示唆される構図。
今回の買い戻しは厳しい四半期を経ての判断。SharpLinkは2026年第1四半期に6億8560万ドルの純損失を計上した。
その大半はETH保有による未実現損失。一方で、ステーキング収益の増加により、売上高は前年同期の70万ドルから1210万ドルに拡大した。
SharpLinkは自社バランスシートを超え、イーサリアムへの関与を拡大している。同社はイーサリアムの機関投資家向け推進を支援する非営利リサーチ機関Ethlabsの資金調達にも参画。
YouTubeチャンネルで業界リーダーや記者による専門インサイトを配信中

