アメリカ陸軍の2名の兵士が、オマーン沿岸付近でアパッチヘリコプターが墜落した後、生存をかけて戦っている最中、ドナルド・トランプ大統領はマリーンワンに搭乗し、NBAファイナルへと向かった。
米中央軍(CENTCOM)によると、米陸軍AH-64アパッチの乗員2名は、6月9日8:33(日本時間)に救助された。これはヘリコプターが墜落してから「約2時間以内」のことであり、墜落時刻は日本時間6:33頃とみられる。ホワイトハウスの広報スタッフ、マーゴ・マーティンは、トランプがニュージャージー州ベドミンスターでマリーンワンに搭乗する映像を日本時間7:57に投稿した。これは救助活動が進行中の最中に、トランプがそれ以前に出発したことを意味する。

トランプはマディソン・スクエア・ガーデンに到着したが、観客から大きなブーイングを浴び、その後ニックスがサンアントニオ・スパーズに115-111で敗れるのを観戦した。
翌日の午後、トランプはその事案について「たった今知った」と主張した。
「我が偉大な軍から、昨夜イラン人が我々の高度に洗練されたアパッチヘリコプターの1機を撃墜したと報告を受けた…」と彼は6月10日1:38(日本時間)にTruth Socialに投稿した。これはヘリコプターが墜落してから19時間以上が経過した後のことだった。
CENTCOMの公式声明は異なる内容を示している。軍はヘリコプターが「墜落した」こと、および「事案の原因は調査中」とのみ述べた。イランへの言及はなく、撃墜の確認もない。トランプは救助された兵士を「パイロット」と呼んだが、CENTCOMは「乗員」と呼んでいた。
この事案は、下院がイランとの敵対行為を終わらせるようトランプに求める戦争権限法の発動を215対208で可決してから数日後に起きた。トランプ政権はこの紛争はすでに終結していると主張している。専門家がロイターに対し事実上の戦争行為に当たると述べたイランへの米海軍の海上封鎖は、依然として継続中だ。

