メッサリによると、2026年第1四半期、ソラナ(SOL)上のAIエージェントの活動は実験段階を超えた。
この調査結果は、メッサリが発表した「State of Solana Q1 2026」レポートに基づく。同報告書は、アプリケーション層における活動、x402決済標準の拡大、新しいオンチェーンエージェントレジストリの導入などが、転換点となった証拠であると強調している。
メッサリは本レポートで、アプリ層の活動が3月にソラナで活発化したと指摘している。例えば「PlayBabylon」では、マルチプレイヤーゲーム上で、1171体の自律型AIエージェントが、リリースから5日間で49万件の取引を記録した。
また「StormRae AI」は、約1万5000人が参加した公開レッドチーミング演習を同ネットワーク上で実施した。「Anagram」チームは、WhatsAppやTelegramなどのメッセージングアプリ経由でソラナの取引を実行できるツール「SolanaClaw Agent」をリリースした。
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このほか、ソラナは四半期中にストライプのマシンペイメントプロトコル(MPP)への対応を追加した。メッサリは、同ネットワークがMPPとx402標準の両方に対応する唯一の主要チェーンであると指摘している。x402は、コインベースが開発したAIエージェントの自律的決済用のオープンプロトコルである。
x402エコシステムは、第1四半期に複数のサービスプロバイダーにも拡大した。QuickNodeは、エージェント駆動型USDコイン(USDC)決済のオープンソースパッケージを公開した。Alchemyも自社APIに同様の機能を追加した。
ソラナ財団は3月、Quantu AIと連携し、オンチェーンエージェントレジストリも導入した。このレジストリは、AIエージェントがネットワーク全体で検証可能なアイデンティティを確立する標準的な手段を提供する。
メッサリはこれらの進展を受け、AIエージェントによる活動がソラナ上で測定可能な経済成果を生んでいると評価する。さらに、ソラナのパフォーマンスやインフラ強化が進むことで自律経済活動の調整層としての適性も高まりつつあると指摘している。
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