パイコイン(PI)価格は3月下旬から5月初旬にかけてカップ・アンド・ハンドル型を形成した。ハンドル部のもみ合いは想定より長引いているが、5月15日に予定されている材料で23%の上昇再開となる可能性がある。
パイネットワークのブロックエクスプローラー「PiScan」は5月15日まで計画メンテナンス中。この期間、オンチェーンセンチメントが大幅に低下しており、エクスプローラーのオフライン化と関連がある可能性がある。ただ、パイコイン価格チャートは型を維持し、チャイキン・マネーフローもプラス域を維持している。今後数回の取引で、複数のシグナルがどう収束するかが見極められる。
パイコイン価格チャートは3月下旬からカップ・アンド・ハンドル型を形成している。カップ部は4月下旬に完成し、ハンドルは以降、下降チャネルでもみ合っている。
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ハンドル部は一般的な型よりも長期化している。ハンドルのもみ合いが長引くほど典型的なパターンが無効化されやすく、買い手がブレイクアウト前に力尽きやすい。
ただし、ハンドル部の売り圧力は着実に縮小している。売り圧力の圧縮により、もみ合い期間が長引いてもブレイクアウトの可能性は残る。次の重要なスケジュールは5月15日で、パイネットワークのブロックエクスプローラー「PiScan」がプロトコルアップグレード後に再開予定となっている。
このタイミングは、ハンドル型の構造が通常いずれかの方向に決着する時期と重なる。
パイネットワークのブロックエクスプローラー「PiScan」は現在、バージョン23へのプロトコルアップグレード作業中。公式サービス案内では、インデックスインフラやオンチェーン・データ分析サービスが影響を受けるとされている。完了予定日は5月15日となっている。
オンチェーンセンチメント(SNSでの好意的な言及やシグナルの量を示す)は、この期間に低下している。センチメント指標は5月8日に10.24でピークをつけ、直後にパイコイン価格が5月初め以降最も大きく動いた場面もあった。指標はその後1.49まで低下した。
センチメントの低下は、PiScanのオフライン化が影響している可能性がある。ブロックエクスプローラーのインデックスインフラがアップグレード中のため、通常センチメント議論に使われるオンチェーンデータの流通がこの期間は減少している可能性がある。PiScanが予定通り再開すればデータ流通は回復する。ただ、それが5月8日水準までセンチメントを押し上げるかは不透明である。
パイコイン価格は日足チャートで0.17ドルを維持し、ハンドルのもみ合い内にある。現状を特徴付ける2つのシグナルがある。
チャイキン・マネーフロー(CMF)は大口資金流入の代理指標であり、現在0.10となっている。長引くハンドルもみ合いにもかかわらずプラス域を維持。CMFも3月初旬から維持されてきた下降トレンドライン上限を試している。
テクニカル的には、現在値の上には複数の抵抗帯が重なる。パイコイン価格が0.18ドルを明確に上抜ければハンドルブレイクアウトが確定。0.19ドル(フィボナッチ0.786水準)を突破すればネックラインブレイクアウトが確定となる。パターンに基づく上昇目標値は0.24ドル付近で、ブレイクアウトゾーンからおよそ23%上昇となる。
サポートは0.16ドル(フィボナッチ0水準かつカップ下限)。日足で0.16ドルを明確に下回ればカップ・アンド・ハンドル型はほぼ無効。逆に0.18ドルを明確に日足で終えればブレイクアウトシナリオは継続。0.16ドル割れの場合、パターンは否定される。


