4月のミームコイン相場が加速する中、Pudgy Penguins(PENGU)、MemeCore(M)、SPX6900(SPX)がそれぞれ19%から32%の週間上昇率を記録し、各チャートは現在決定的なフィボナッチ水準を試す動きとなっている。
この3トークンが今週のミームコインランキングを席巻しているが、テクニカルな動きには違いがある。1つはRSIの過熱感、もう1つは新たな抵抗線突破、さらにもう1つは出来高に不安を残したままブレイクアウトに挑戦している。
MemeCore(M)は、週次で23%上昇し4.19ドル付近で推移している。0.786〜1.0のフィボナッチ・リトレースメント上限帯の中での動きとなる。4月24日には4.86ドルの直近高値を付けた。
このフィボナッチ構造は、11月の安値と2月1日の安値再テストを基準としている。3.46ドル付近の0.618のゴールデンポケットまで押した後、買い勢力が再び流入した。
この反発は、上昇エクスポネンシャルカーブと3.00ドル付近のグリーンボックス支持帯の再テストに重なった。
モメンタム指標には注意が必要。RSIは買われ過ぎ水準の端で推移し、最新高値に対して弱気ダイバージェンスを示す。出来高も低下しており、直近続伸に対する説得力を損なう形だ。
4.86ドルを明確に上抜ければ、次の上昇目標である1.272フィボナッチ・エクステンションの5.85ドルへの道が開ける。一方、この高値を回復できなければMは上限帯で停滞し、3.46ドルのゴールデンポケットへの深い再テストが意識される展開。
PENGUは週次で32%上昇し、0.0096ドル付近で推移している。2月初旬以降、価格を抑えてきた0.008ドルの抵抗帯を明確に突破し、この水準がサポートへ転換した。
このブレイクアウトにより、0.006ドル〜0.008ドルで続いていた複数月間の累積レンジを脱却した。日次出来高は急増し、ブレイクアウトの正当性を裏付ける展開。RSIも買われ過ぎラインに向けて上昇中だが、まだ過熱の余地を残す。
価格は現在0.0096ドルの0.5フィボナッチ・リトレースメントと対峙しており、チャート上で直近の抵抗帯となる。上ヒゲの長いローソク足が売り圧力の存在を示す。0.008ドルを維持できれば強気構造は維持される。
日足終値が0.0096ドルを上抜ければ、次は0.0106ドル付近の0.618ゴールデンポケットが目標となる。さらにその先、0.013ドル帯は以前のレジスタンス帯で1.0フィボナッチと一致する。一方、0.008ドルを割り込むとブレイクアウトは無効化される。
SPX6900(SPX)は週次で19%上昇し、0.3839ドル付近で推移中。年初に見られた展開と似たチャートとなる。2月から4月前半まで保ち合いを続けた0.27ドル〜0.35ドルの累積レンジを上抜けてきた。
現在の抵抗は0.426ドル付近の0.382フィボナッチ・リトレースメントに位置し、過去にも売り圧力で反転を余儀なくされた帯。RSIは約60で推移し、高値圏入りというより健全な上昇トレンドを示す。
ボリンジャーバンドは拡大し、価格は上限バンドに沿った動き。ボラティリティ拡大&短期強気バイアスを確認。ただし、出来高は別のシグナルを示す。今回のブレイクアウトは低調な取引高で進行しており、動きの確実性が薄れている。
出来高を伴った0.426ドル超えとなれば、0.489ドル付近の0.5リトレースメント、さらには0.55ドルの0.618ゴールデンポケット突破に道が開ける。
出来高が伴わない場合、SPXは0.35ドル付近の累積レンジ上限まで下落するリスクがある。下限は0.22ドル付近がサポートとなる構造。セクター全体のミームコインへ資金が循環すれば、足りない出来高が補われる可能性がある。

