ストラテジー(旧マイクロストラテジー)は、Stretch優先株(STRC)の配当金支払いを月1回から月2回へと変更する案を提案した。実現すれば、年間の利回り11.5%は据え置きのまま、支払い頻度が2倍に増える。
同社は2026年4月17日付で仮委任状を提出した。株主は6月8日の年次総会で採決を行う予定。
現行の月1回支払いでは、STRCは配当落ち日に価格が予想通り下落する。受取後に売却する株主が多く、毎回下落が発生する。その後、次の配当の利回りを狙う買いにより回復する傾向。
月2回支払いになると、1回あたりの配当額は半分になる。小口かつ高頻度での配当は、こうした価格変動を抑制するとみられる。
ストラテジーは、この制度変更が100ドルの額面価格付近での値動き安定、周期性の抑制、流動性改善につながると説明している。
STRCは、2025年7月の導入以降、すでに変動率の低下傾向がみられる。30日間平均のボラティリティは、導入初期の約13%から直近では約2.1%まで低下。
株価は99.21ドル付近で推移し、実効利回りは約11.59%を記録している。
承認された場合、初回の月2回記録日は2026年6月30日となる。新スケジュールでの初回支払いは7月15日に予定。年間の配当総額は変更なし。
ストラテジーが発行するSTRCの未償還元本総額は、現在約63億5000万ドル。調達資金はビットコイン(BTC)の追加購入に充てており、保有残高は76万2000枚を超える。
投票は4月28日頃に開始予定。基準日となる4月17日現在の株主は、ストラテジーのウェブサイト内の確定プロキシ資料から手続きを行える。


